Light Macro Assembler (LASM) は、1991 年 8 月に Version 1.0 を発売して以来、ユーザーの方々から総じて好評をいただいてまいりました。1994 年 5 月には Version 2.0 へ改版し、32 ビット命令や Microsoft MASM 6.0 互換のステートメントを追加しました。1997 年 12 月には、ROM 化プログラムの作成に対応して HEX ファイルをサポートしました。
以下では、LASM の特徴を紹介します。体験版をダウンロードするには、ここをクリックしてください。
- Light Macro Assembler (LASM) Version 2.0 は、8086 から Pentium までに対応した MS-DOS 用のマクロアセンブラです。数値演算コプロセッサの命令も用意されています。
- ソースコードの文法は、8086 系アセンブラの事実上の標準である Microsoft MASM 6.0 の文法ときわめて高い互換性があります。市販本などに掲載されているコードの大半はこの文法に沿って書かれているので、LASM でそのままアセンブルできます。.CODE などの簡略化セグメント ディレクティブや、.IF、.WHILE、.SWITCH などの構造化マクロも使用できます。→ LASM キーワード一覧
- 生成されるオブジェクト ファイルは MS-DOS 標準の OBJ ファイルです。大半の高級言語はこの形式をサポートしているので、それらの高級言語のルーチンと LASM で作成したルーチンをリンクすることができます。たとえば、Quick C、TURBO C、Microsoft C、Quick BASIC、Visual C++、Borland C++ などで作成したルーチンとリンクできます。
- ROM 組み込みプログラムの作成に広く使用されているインテル HEX 形式ファイルを作成できます。
- アセンブラ、リンカ、デバッガは、MS-DOS V2.11 以上が動作するすべての機種で使用できます。エディタは DOS/V 仕様機、 PC-9800 シリース、およびその互換機で使用できます。Windows 95/98/NT のコマンド プロンプト内でも使用できます。巨大なプログラムをアセンブル、リンクできるように、Windows コマンド プロンプト専用の lasm32.exe と lil32.exe も提供されています。32 ビット プログラムも開発できますが、完全な 32 ビット専用の実行ファイルを作成するには、高級言語などに付属している 32 ビット対応のリンカが必要です。
- 2004/4 以降、マニュアルはオンライン版のみで提供させていただいております。印刷マニュアルは付属しません。
- 数多くのエラー メッセージを日本語で表示します。マクロ中で発生したエラーの位置も特定できます。また、ソースコードでは日本語のラベルを使用できます。
- 多数のサンプル プログラムが付属しています。基本的なプログラム例のほか、タブサイズの変更、ファイル更新日時の設定、C言語から使用するためのコンパクトな printf 関数、画面出力を再現する常駐 (TSR) プログラムなどがあります。
- 20 種類以上のアセンブル オプションを使用して、アセンブル方法をさまざまに制御できます。
- アセンブルリストを生成できます。このリストはそれ自体アセンブラのソースコードになっており、再度アセンブルすることができます。また、セグメント、ラベル、マクロなどについての要約表を出力できます。
- マルチパス方式により完全なコードを生成します。ジャンプ命令の最適化も可能です。
- メモリの許す限り、どのように大きなソースファイルでもアセンブルできます。アセンブルの速度もきわめて高速です。ハードウエアやソースコードにもよりますが、80486 (100MHz) を使用した場合でおおよそ毎分 10 万行ほどになります。
- リンカが付属しています。EXE 形式だけでなく、COM 形式の実行ファイルも直接に作成できます。リンク マップも生成できます。
- ROM 組み込みプログラムの作成に広く使用されているインテル HEX 形式ファイルを作成できます。
- 簡易ライブラリ機能 : リンクするオブジェクト ファイルを自動選択することができます。
- 高級言語に付属しているリンカの大半も使用できます。
- ソースコード レベル デバッガが付属しています。通常の EXE 形式だけでなく、COM 形式の実行ファイルもソースコード上でデバッグできます。さらに、常駐プログラム、INT 21h をフックしているプログラム、INT 3h を含むプログラムもソース レベルでデバッグできます。
- 実行経路の追跡だけを行うこともできます。
- コンパクトで高機能な統合環境エディタが付属しています。この上でアセンブル、リンク、デバッグを行うことができます。
- このエディタは単体でも販売している Light Editor の Version 1.0 をベースにしており、十分に高い性能と多くの機能を備えています。
- ご注文は以下の手順でお願いします。
- 次のいずれかの口座に代金 \16,800(税込) をお支払いください。
口座一覧
※送金にかかる手数料はお客様側でご負担ください。
※領収書は発行しておりません。必要な方には郵送しますが、発行手数料 300 円がかかりますので、代金と合わせてお支払いください。
- 次のいずれかに連絡してください。
- 電子メール: info@tamasoft.co.jp
- FAX: 03-5813-5564
その際、次の点をお知らせください。
- 返信先の電子メール アドレス。
メールへの貼付にてソフト本体をお届けしますので、受信可能なアドレスをご指定ください。容量は790KB程度です。
領収書が必要な場合は、その旨と領収宛名・送付先情報など必要事項を明記してください。
- 代金支払い先
- サイトライセンスも用意しております。つまり、多数を一括購入し、同一の場所で使用される場合は、割り引きいたします。こちらをご覧ください。
- 一定のロイヤリティで再版用のライセンスを提供いたします。お気軽にご連絡ください。
Microsoft、Windows、Windows NT、MS-DOS、Visual C++ はマイクロソフト社の登録商標です。Quick C、Quick BASIC はマイクロソフト社の製品です。
TURBO C はボーランド社の登録商標です。Borland C++ はボーランド社の製品です。
Pentium はインテル社の登録商標です。8086、80486 はインテル社の製品です。
PC-9800 シリーズは日本電気の製品です。
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