アセンブラで間違いやすいところ

アセンブラのプログラムは、ちょっとした間違いがあってもうまく動作しないことがあります。表示がおかしいというような場合ならばまだしも、ハングアップや暴走になってしまうと、原因の追求も難しくなります。

ハングアップ(キー入力を何も受け付けず、コンピュータが停止したようになってしまう現象)は多くの場合、プログラムが無限ループに陥っていることが原因です。このような場合は、オプション/ZIでデバッグ用にアセンブルし、デバッグオプション/Aを付けてLID上で実行してみると、プログラムのどの部分でループしているのか知ることができます。

もっと悪い場合は、プログラムが暴走することもあります。これは、本当はコードでない部分をCPUが実行している状態で、何が起こるかまったくわかりません。画面が突然おかしな文字で一杯になったりするのは、暴走している証拠です。また、まず起こらないことではありますが、原理的にはディスクドライブなどのハードウエアを壊してしまう可能性もあります。

以下は、アセンブラのプログラムで間違いが起きやすいと思われる部分です。

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